なんちゃってメキシコ発サッカーの旅 #2 エスタディオ・アスル編

PUMASショップを出て、今度はエスタディオ・アスルとクルス・アスルのショップへ。今度は違うメトロの駅に行かなければならない。軽く一駅以上あるような気がするのだが、その辺のおじさんが歩いていけるというのを信じててくてく歩く。お腹が空いても歩く。ここは遠いけど、まっすぐだから間違えることはなく、無事Barranca del Muerto駅に到着。そこから2駅、San Antonio駅でおりる。今回は素直に、駅前でボールペンを売ってるお兄さんに行き方を聞き、無事到着。そんなに遠くなかった。
噂に聞いていたとおり、エスタディオ・アスルは低い。スタジアムというよりは、円形の博物館の壁みたいな感じだ。それぞれの入口には1部リーグから落ちずに40周年、を記念するテナントが飾ってある。中に入れそうなところを探したが、どうやら工事中。どの入口も何かを壊したような跡がある。セメント塗り替えでもしてるんでしょうか、クルス・アスルだけに。入れてくれ〜といえばもしかしたら入れたかもしれないが、かなりヘトヘトだったので、外から写真だけ撮って拝んで帰る。
クルス・アスルのショップは調べたとおりに探したらすぐに見つかった。というか場所はすぐにわかったのだがシャッターが閉まってる。あー、やってないのかなあ、と思って近づくと、入口のシャッターだけ開いていて、小さいながらもショーウィンドウにはジャージとヘルメットを身につけた*1マネキンさんがいる。
おそるおそる中にはいると、お店は小さいが普通のスポーツ用品店のような雰囲気で、思ったより品物があった。店員さんがとてもフレンドリーである*2。何を見ていても試着しろ、試着しろと言ってくる。入口のマネキンさんは、中に入って見てみると、セメント・クルス・アスルのロゴとマークの入った麻袋を持っていた。素敵だ。あの麻袋欲しい...と思ったが売ってない。売ってないよな普通。
私はそもそもユニフォームが気に入ってクルス・アスルを好きになったわけなので、当然ここには欲しいユニフォームがたくさん。青いシャツももちろん惹かれたのだが、ここはぐっと我慢して、街中で着れそうな、襟付きの白いシャツに決める。40周年記念のロゴも入ってるし、きっとレアに違いない。ここの良いところは、子供用からかなり小刻みにサイズ展開されているところ。子供用、やたらとくびれた女性用はあるが普通の大人用はみんな特大、みたいなことが多いので、非常にありがたい。自分用にちょうど良さそうなサイズを選び、別に試着しなくていいよなあ、と思ったが、店員さんが心配そうな目で見るので試着をする。おかげで襟がファンデーションで汚れてしまったよ。
レジ横に置いてあったワッペンもついでに買う。冬にニット帽編んでそれに縫いつけよう。
レジに私の前に並んでいた粘着質そうな人が、しつこく「何かレガロはないのか?」と聞いてくれたおかげ?で、おまけとしてクルス・アスル2003のポスター(全員の名前入り)をもらった。持って帰るの大変そうだから宿にでも置いてこうかなあ...と思ったが、宿に帰るとサッカー少年が「そんなの日本で持ってたらすごいっすよ、大事に持って帰った方がいいっすよ」というので持って帰ることにした*3
お会計が済むと、もうほとんどドアもシャッターも閉まっていた。小さい通用口みたいなところをくぐって外に出る。日本からクルスアスルショップに来るみなさん、1時には閉まってしまうかもしれないので気をつけてください。
というわけで、今回の旅はこの辺で*4。サッカーがある限り、私たちの旅も続きます。アテアー・プロッシマ チャウチャウ!*5

*1:突っ込むところです

*2:PUMASショップはなんというか、リゾート地のNikeショップみたいな雰囲気だったしなあ。

*3:ちなみに、私の買ったシャツは、このポスターの写真によると監督やコーチが着ているシャツみたい

*4:実はこの後軽い気持ちで動物園に行ってえっらい疲れたのだが。

*5:てけとう