メキシコのドーピング疑惑

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050623&a=20050623-00000039-spnavi-spo
なんか、メキシコの選手にドーピング疑惑だとか。ジーコのインタビューでも触れられていましたが。

よくわからなかったので時系列順にニュースをならべてみました。長くなったけど。 <<21日の記事>>
・クレモナ、ガリンドの2人が、「重大な規律違反」のため、代表チームからはずされ、ギリシャ戦には出場せずにメキシコに帰国した。ラボルペ監督がRadio Fórmulaのインタビューに答えた。

・今後も生涯にわたって招集されることはないであろう。(誰が言ったのかは不明)

メキシコサッカー協会FMFのDecio de Maríaディレクターは、はっきりしたことがわかるまで何も言えない、とコメント。

・2人が所属するクルス・アスルのGuillermo Álvarez会長はクレモナとガリンドを支持するとコメント。「まず彼らがしてしまったことについての説明を聞いて、それから彼らを保護する」と。 <<22日の記事>>
・一体、月曜の夜10時から火曜の朝4時の間に何が起こったんだろう?そんなに重大なことって何やらかしたんだ、というコメンタリオ。バカシオネスのために招集を拒否した問題児ブランコの例を連想させるが...

・ドイツに残った選手たちはこの話題を避けているようだ。マルケスは復帰を急いでいる。

・クレモナとガリンドはメキシコに戻ってきたが、一言も口をきかない。

・クレモナ、ガリンド追放の裏にドーピングの影!みたいな記事がではじめる。ここまで秘密にされている理由は、ドーピングか、ドイツの法を犯したのか、はたまた合宿所でけんかでもしたか...(←まだ憶測だ)

・ラジオ局Monitor Deportivoの番組によると、FMFがドーピング検査を行って、それでナンドロロナ陽性になったのではないか...?とのこと、とか言う記事がではじめる。(←まだ憶測だな...)

・それからナンドロロナってなあに?みたいな記事がでまくって話が大きくなる。だんだん記事が断定口調に。

・ついに謎が明らかになった。ドイツへ行く前にFMFが全ての選手に行った尿検査で、クレモナ、ガリンド両選手がナンドロロナ陽性に、という記事。どうやらAPがでどころな様子。

・2人の追放はチームの総意で、キャプテンのラファエル・マルケスと副キャプテンのパベル・パルドによってチームの意志がラポルベ監督に伝えられたとのこと。

FIFAがドーピングの噂を否定。メキシコ代表には罰金も懲罰も与えられない。もしこの噂が本当だったならば、メキシコのグループリーグでの得点は剥奪され、代わりに日本が勝ち抜けていたようなこともあったかもしれないが、とのこと。

クルス・アスルのRubén Omar Romano監督は、2人がチームを離れた根本的な原因は、報奨金の問題にあったと明かした。彼らには7月4日まで休暇を与えるとも。

・ラボルペ監督もドーピングの噂を否定。 <<23日の記事>>
・メキシコ代表のディレクター、Cantu氏は、FIFAが求めるのならドーピング検査を行ってもよい、問題ない、と語った。

FIFAブラッター会長は、クレモナとガリンドが代表からはずされた原因は、一部マスコミで報道されているようなドーピングではないと発表。

FIFAのスポークスマンMarkus Siegler氏が、メキシコ協会に対して、FIFAにことの顛末を報告するように、と語った。

クルス・アスルのRubén Omar Romano監督によると、経済的な問題、つまり、報奨金の額に同意できなかったため、2人がチームから離れることを決心したという説明を本人たちから受けているとのこと。