バッド・エデュケーション

CALLA2005-03-25

ストーリーのネタバレはしないつもりですが以下感想など。

やっぱね、一番よかったのは今日はフェレ・マルティネスだったの。
何しろ、噂の獲物を狙うワニの目ですよ。
あんなワニに狙われたら、私、自らワニの沼に飛び込みますって。それで食われて死にます。喜んで。

映画としても、基本的に私は、アルモドバルはグロかったり気持ち悪かったり、全般的に好きというわけではなく、さらにオール・アバウト・マイ・マザーをみんながほめまくってるのもいまいちわからん、という人なのですが、 この映画はダントツに素晴らしいです。
アルモドバルからの目線で男を描くとこんなに美しいのか、っていう。
ストーリー、展開も良かったと思う。

もちろんガエルも。太ったりやせたり。服着てるとそんなにわからなかったけど。
ちょっと若い頃のシーンで本当に若く見えた。どきっとした。

この映画は思ったほどエロくないですし、男性同性愛に抵抗がない方にはおすすめできます。
男しか出てきません。というかむしろ、地球上には男しかいない、みたいな設定です。
男の美しい世界を楽しみたい方はぜひどうぞ。

トラベリング・ウィズ・ゲバラ

最終日に見に行けた。砂漠のシーン、映画では過酷そうに見えたけど実はすごくきれいな風景でいいなあと思った。
ガエルは割と左よりな環境で育ったんだって。そういえば、彼の母親はクリスチャンじゃないって言ってたしね。
えーと、あとサレス監督は男前です。

カナリア

試写会に当たったので行ってきた。カルト宗教の元信者である少年が、少女と出会って妹を取り戻しに東京へ行く、という話。
まあまあおもしろかったけど、ちょっと長かった。途中のりょうが出てくるシーンは別になくても良かった様な気がする。あとセリフが多い。妹役の小さい女の子の演技が上手だった。

チャンピオンズリーグ バルセロナvsチェルシー

マキシ・ロペスがでてきたよー!大丈夫かなあ。。。と心配しながら見ていたら案の定ゴール前に突っ立って何をしていいかわからない模様。おいおい大丈夫かなあ、ポストプレーとかちゃんとできんのかなあ。。。と思ってたら、ディフェンスを一人交わしてシュートしてゴール!
そうだよ!それでいいんだよ!!
解説のセルジオさんも高さがあるので相手もやりにくそうですとか言ってたけど、マキシが高さを生かしたプレーをしたのを私は見たことがありません(笑)。マキシはでかいから、パワープレーヤーでポストプレーとか空中戦を期待してしまうけど、実は結構器用でテクニシャンタイプな気がします。ディフェンスの邪魔にはなってたけどね。あのでかさとそれから周りに与える印象が彼にとって得しているのか損しているのかはよくわかりません。
でも遠くから見守る母親のような心境で見ていたので、ちゃんと活躍してくれてすごくうれしい。バルサに行ってもしばらくは下積みかなあと思ってたので。まだ技術も荒いし、精神的にもちょっと弱いと思うけど、まだまだ伸びしろがたくさんあると思うのでがんばって欲しいな。