バッド・エデュケーション

CALLA2005-03-25

ストーリーのネタバレはしないつもりですが以下感想など。

やっぱね、一番よかったのは今日はフェレ・マルティネスだったの。
何しろ、噂の獲物を狙うワニの目ですよ。
あんなワニに狙われたら、私、自らワニの沼に飛び込みますって。それで食われて死にます。喜んで。

映画としても、基本的に私は、アルモドバルはグロかったり気持ち悪かったり、全般的に好きというわけではなく、さらにオール・アバウト・マイ・マザーをみんながほめまくってるのもいまいちわからん、という人なのですが、 この映画はダントツに素晴らしいです。
アルモドバルからの目線で男を描くとこんなに美しいのか、っていう。
ストーリー、展開も良かったと思う。

もちろんガエルも。太ったりやせたり。服着てるとそんなにわからなかったけど。
ちょっと若い頃のシーンで本当に若く見えた。どきっとした。

この映画は思ったほどエロくないですし、男性同性愛に抵抗がない方にはおすすめできます。
男しか出てきません。というかむしろ、地球上には男しかいない、みたいな設定です。
男の美しい世界を楽しみたい方はぜひどうぞ。