食の街・プエブラ

途中でサンタクララ通りの行きつけのお菓子屋さんに連れて行かれる。プエブラは、モーレだけでなく、いろいろなお菓子でも有名なのだ。「たくさん種類があるから、まず僕らが全部買ってそれをちょっとずつ食べてみなよ。それで気に入ったお菓子を買えばいいよ。」と言いだして、店にあるお菓子の中からお気に入りを片っ端から買いだした。それを道ばたで少しずつ食べさせてもらう。まず最初に食べたのは、スイートポテトのようなもの。おいしい。でもすっごい甘い。あますぎ〜とか思ってると、パンチョが、「最初に甘いヤツを食べちゃうと、あとであんまり甘くないのを食べた時においしくないから、甘味が弱いやつから食べてこうね。今のは一番甘くないヤツだよ。」もう目が点です。その後、だんだん甘くなっていくお菓子を順に食べた。最後の方はもう涙が出てくるくらいだった。もちろんおいしいやつもあったので、少しおみやげに買った。
観光が一通り済んだ後、お楽しみの食事。どうしてもモーレ・ポブラーノとチレス・エン・ノガタと両方食べたかったんだけど、一人じゃな...と思ってたので、兄弟と食べにいけて本当にラッキー。おいしいお店を教えてもらって、どちらもメニューにあることを確認し、注文。チレス・エン・ノガタはチレ・ポブラーノという大きくてあまり辛くないチレの中に、肉や木の実や果物などを詰め、ノガタ(結局ノガタって何なのかはよくわからなかったけど、クルミかな??)のソースをかけ、ザクロを散らした料理だ。赤・白・緑の三色がきれいなので、独立記念日に食べられるらしい。果物の甘さとチレのちょっとの辛さがミックスされたものすごい複雑な味。おいしいけど、結構重たいのであんまり食べられないかも。
モーレはチョコレートやチレなど何が入ってるのかよくわからないけどいろいろ入った超複雑なソース。それを鶏肉にかけたりしてたべる(写真参照)。私はチョコレートが嫌いなので、初めて食べる時はかなりためらったがそれほどチョコの味は気にならない。店によって本当に味が違うのだが、それまではそんなにおいしいと思ったことはなかったのだが、ここで食べたのは本当においしかった。ほんと、激ウマ。びっくりした。