テキーラツアー

CALLA2004-07-17

前日からテキーラツアーに行きたいなあとは思っていたのだが、ツアーってそんな飛び入りで行けるのかなあ...と心配しつつホテルをでると、ホテルのおじさんが「テキーラツアーに行くのか?」って声をかけてくれた。何でわかったんだ、そんなにテキーラ行きたそうな顔してたのかな。「行きたいんだけど、ツアーの予約もしてないし行けるかどうかわからない」って答えたら、「今からツアーがでるから大丈夫」と言ってツアーのバスのところまで連れてってくれた。おじさんありがとう。

バスは、9時半にサンフランシスコ教会を出発する前に、いくつかのホテルを回って客を拾っていたようだった。もしバスでテキーラツアーに行きたいと思ってる人がいたら、ためしに泊まっているホテルの人に聞いてみるといいでしょう。毎日出るわけではないみたいなので、なるべく前日から聞いておくことをお勧めする。ちなみに料金は200ペソでした(飯代別)。
デラックスなバスに乗って、ツアーは出発。まず、農園に着く。ここでテキーラの材料となるマゲイの一種、アガベを作っている。あたり一面サボテンだらけ。超メキシコっぽい雰囲気だ。ヒマドールという、農園で働くひとがアガベの収穫の仕方を実演してくれる。ヒマドールというのは、たくさん訓練が必要なので17,18くらいの若者しかなることができず、しかも給料はやすいし、危険で過酷な職業なんだそうな。よく指も切っちゃうんだって、怖いね。途中でツアー客にもその危ない作業を体験させつつ、実演を見学。私もやってみる。指は切り落とさなかったけどとげが足の指に刺さって、出血してしまった。農園に行く人はなるべくならサンダルじゃなくてスニーカーかなんかで行ったほうがよいでしょう。もちろん汚れてもいい靴で。
農園をでて、いよいよバスはテキーラ工場へ。みんな興味なさそうに工場を見学し、いよいよお待ちかねの試飲の時間。ブランコ、レポサド、アニェホがグラスに少しずつならぶ。ブランコは結構お酒っぽいかんじ。レポサドは飲みやすい。アニェホは初めて飲んだんだけど、もっと匂いが強いのかと思ったがおいしかった。というかアニェホにたどり着いたころには酔っ払ってたという噂も...最後にマルガリータが出されるのでそれもおいしくいただく。
夕方5時ごろ、ホテルに到着。一人で参加したがなかなか皆さんよくしてくれて、とても楽しかった。日本人でテキーラツアーに行ったって人は聞いたことないのだが、テキーラ好きな人、社会科見学系が好きな人、工場好きな人、メキシコっぽい風景を見たい人にはおすすめです。