チェコvsオランダ
最初の方寝ぼけて見始めたらいきなりオランダが先制。チェコは全体的にはそこそこ圧してた感じがするんだけど、2点目もオランダ。でも、この時点でも2点差くらいなら追いつけそうな気がしていた、なんとなく。案の定、割合早い時間にチェコは一点を返す。さらに攻撃的な布陣に変更。
後半、ネドベドの長いクロスをコラーが落とし、それをバロシュがボレーでうまく合わせて同点。お手本のような点の取り方だった。ポストプレーってこういうののこというのよねえ。
引き分けではクォーターファイナル進出は決まらないけれど、2点差を追いついた事を考えればそんなに悪い結果ではない。でもチェコはもっとがんばった。ミドルシュートから、今度はキーパーのファン・デル・サールがはじき、こぼれ球を拾ったポボルスキーがシュートするかと思いきや、落ち着いてゴール前のスミチェルに渡して、スミチェルがゴール。素晴らしい。すげー。ということでチェコの劇的な勝利。これでチェコはリーグ戦1抜けが決定。
点が入った時の他にも、ネドベドのミドルシュート*1から始まるチャンスがいくつかあった。ゴール前がごちゃごちゃしてても一発で空気が変わる。目が覚める。ファン・デル・サールもよく止めてたし、別に責められるような失点はなかったと思う。点取った方がすげえ。あと、追いつかなきゃいけないところは攻撃に、ひとまず追いついたら元に戻す、っていう監督の采配がよかった。前の日のアレがアレだっただけに。
さて、これで注目はドイツとオランダ、どっちが抜けるか、ってことですが、もうトーナメント進出が決まってしまったチェコが主力温存とかしちゃってドイツが楽に勝てるかも、と考えると、オランダはかなり微妙な感じ。今日の負けは嫌〜なかんじだろうし。とかいいつつ、まだラトビアにも可能性があるところがおもしろかったりして。
